これまでの精神科医としての研究歴と診療経験を生かし、お薬を処方する場合は患者さんの年齢、合併症、他科のお薬との飲み合わせを考慮し、必要最小限かつ安全性に配慮した薬剤を選択し、患者さんの社会生活の向上に努めます。また、漢方薬も積極的に取り入れています。
認知症の患者さんでは、ご本人のみならずご家族の負担軽減も大切です。服用時刻・回数や剤形などご家族の希望に配慮し、相談した上でお薬を決めるように心がけています。
当院ではプライバシー保護のため、受付時に番号札をお渡しします。診療、会計時は番号でお呼びします。クリニックは大通りから奥に入った落ち着いた場所にあります。小さなクリニックですが、個人空間を大切にした一部カウンター席もご用意し、アットホームな診療を心がけています。お気軽にご相談ください。
身体疾患が原因でこころの不調がある方や、認知症など診断に精査を要する疾患では連携する他の医療機関に紹介し、MRI、CTなど症状に応じた検査を依頼します。当科での治療が難しい場合や入院治療を要する場合は、他科のクリニック、近隣の総合病院や精神科病院と連携し、紹介させて頂きます。
人生において職場や家庭における環境変化、人間関係の悩み、ご家族に対する心配などストレスを抱えることは誰にもあります。誰に相談したらよいかわからず、辛い時は専門医の助けを借りることも選択肢の一つです。自分らしさを取り戻す、自分らしく生きるための一つの手段と考えて気軽にご相談ください。